自分がいきなり市場に放り出されたとしたら
一体いくらくらいの値段が付くだろうか。
もちろん給料としての話。
どれだけのキャリアがついているのか。
なにができるのか。
どういう能力があるのか。
そういうことをも考えながら
世の中を広く眺めながら
いまいる場所を考える力。
いまいる地位や立場で満足して
キャリアアップを怠っていると
気がついたときには
何も価値のない人材になってしまう。
それはもちろん
人間として価値がないということではないけれど。
これからさき
日本で生きていく若い人たちは
そういう危機感に曝されながら生きることになる。
ますます
負け組と勝ち組が明確に別れ
序列化が進み
弱者が苦しめられ
そして弱者が社会の中で否定されていく。
弱者が否定されない世の中を作るのはもちろん理想的なんだけれど
同時に
世の中の冷たい風に耐え抜く力も鍛えていかなければならない。
学校という温床をでてみたら
実は何も力がなかった
というようなことがあってはならないのだ。
そういう力を
育ててやっていかないといけない。
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