むやみに本を読みたがる病。
とりあえず
文芸春秋(芥川賞を読むため
東京タワー
国家の品格
をこの前買ってきました。
先週末はぶっ倒れてて読めなかったので
今日からスタート。
まずは国家の品格。
読みやすいけれど
根拠のない主張がどうも引っかかる。
意見はもっともなだけに
逆にそういう意見に左右されたくないと思う自分がいる。
でも
もともと教養主義的な思想の持ち主な自分だから
この筆者の主張は嫌いではない。
学校現場で国語の授業の中で
どんどん合理化が進んでいることに
漠然と危機感を抱いていた中で
こういう意見を読むと
腑に落ちるものがある。
もっと総合的な人間性=情緒。
情緒の基盤となるのは哲学や文学や芸術や音楽など。
すなわち教養。
評論文は読めるけれど
小説が読めない生徒が増えてきた。
教師も
論文の論理は教えられるけれど
小説の中の情緒を教えるのが難しくなってきた。
自分も
最近読むのは新書とかばかり。
もっと小説を読んで情緒を養わなくっちゃ。
これからさき
教師は「情緒」を教えなければならなくなるんだろうか。
これは
知識を教えるなんかよりずっとずっと難しいことだ。
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