2002ウィーンフィルニューイヤーコンサート。
小澤征爾が指揮者として招待された記念すべきコンサート。
NHKで散々見たけれど
今日CDをレンタルしてきた。
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートはめちゃくちゃ有名だけれど
由来を尋ねると
戦時中すでに
国としての形を失ってしまったオーストリアへの忠誠を誓う意味として
シュトラウス一家の音楽を奏でたのが始まりだという。
それを知って絢爛なワルツの中に当時の哀愁を思った。
で
小澤。
MP3で
モニターについている小さなステレオで
そこから流れるデジタルな音なのに
不覚にも感動してしまった。
音の統一性とクリアさ。
曲の力強さと繊細さ。
解釈と叙情。
筆舌に尽くせない。
やはり小澤が小澤たるゆえんのかな。
至福。
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