本の中にはいくつものヒントが隠されている。
ヒント
というよりも
きっかけ
と云ったほうがふさわしいかも知れない。
自分がどういうことをしようか
そのアイデアを引き出すきっかけ。
そのアイデアがどんどん引き出され自分の中に蓄積し
どんどん積み重なっていくと
自分の方向性となる。
そこでもう一回積み重なった自分の意識の固まりを見つめ直し
これで本当にいいのか考えて
思い浮かんだアイデアを記録して
また先へと進む。
今日の収穫。
「意識」を高めるということ。
身体意識
感覚意識
つまりその意識の使い方を高める。
そのためには
感覚や身体を意識させるための問いかけを用意しておく事。
ああしろこうしろ
と言っても
意識は生まれない。
スマートな行動をするためにどのように身体を使えばいいのか。
スマートな学習をするためにどのように頭脳や知識を使えばいいのか。
そのことを意識させるために
一体どのように身体や感覚や頭脳を使っているのか
それを質問するのだ。
たとえば
人の話を理解するためには
どのように耳や意識をとぎすませば人の話をより理解できるのか。
普段と同じように何気なく聞いているだけでは
頭の中にまで人の云っている事は響いてこない。
頭の中に人の話を取り込むためには
それなりの集中力が必要になるはずである。
それは
唯一正しい方法が一つしかない
というものではないはずだ。
10人いれば耳の使い方や聴覚は10通りあるのだから
それは個人が自分に合う方法を見つけなければならない。
ああしろこうしろ
という指導の仕方では
人は育たないのだ。
失敗したりうまくいかなかったら
どういう原因でうまくいかないのか
どうすればうまくいくようになるのか
それを問いつめるのではなく
積極的に前向きに考えようとしなければならない。
そんなことから
様々な授業プランが浮かんでくるのだ。
人間の脳というのは不思議なものだ。
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