部活の試合と保護者会の準備に追われた日々だった。
自分のところが会場校になってしまったので
まずはどうやって生徒を動かすかという段取りをくみ
会場の手続きをして
必要なものの手配をし
その一方で試合に出るレギュラーを指導し
前日には生徒を動かして準備をさせる。
それだけならまだいいのだが
試合の次の日にある保護者会の準備もある。
そのための資料を作らなければならない。
連絡網をつくり
当日のレジュメを作り
会計報告を作り
年間行事予定表を作り
名簿を作る。
この二つの準備のために
毎日帰るのが職場の中で一番最後あたり。
とても
授業の準備どころではない。
だけれども授業の準備もしなければならない。
提出物の処理もしなければならない。
クラス運営もある。
毎日ふらふらの状態でクラスに行く。
でも連中を目の前にすれば
底力をだして何とかしゃきっとしてみせる。
準備をしていなくてもアドリブで乗り切ってみせる。
さらに
研究会があるからそれのppt資料も作らなければならない。
家に帰り
ご飯を食べ
そのままパソコンに向かい
授業の段取りをたて
ppt資料を作る。
それでもどうしても眠くなる。
寝ても意識の中で仕事のことが気にかかっているから
全然深く眠れない。
当日は5時に起きて朝イチで職場に向かい
生徒の監督
かつ会場運営する生徒の陣頭指揮
かつ審判
かつ来られる先生方のお世話
かつ片付け
かつサボり生徒への説教。
うちの生徒は
言われたことはだいたい100％こなしてくれるけれど
言われなければ何もできない。
ほめたいけれどしからなければならない。
そこがつらい。
常に指示を出さなければならない。
育て方ができてないのだ。
それこそ「考えられる」人間を育てなければ。
その次の日には保護者会。
授業が終わった後
クラスががちゃがちゃしてるなかで保護者がやってきて準備を始め
さぼった生徒を呼んで説教をしてる間に
アルバムの写真撮影があったりして
そのころに分掌の会議なんかもあるんだけれどとても行ける状況じゃなく
食事をするヒマなど全くないうちに
保護者会が始まる。
そこでずっとしゃべり通しで
さらにここの保護者といろいろ対応し
次の幹事さんと打ち合わせをし
業者を招いて道具の説明をしてもらい
練習場に行って生徒のサイズを合わせ
業者と今後の打ち合わせをし
やっと一段落した
と思いきや
1900からWEB会議があることを思い出し
高速を使ってダッシュで家に戻り
ppt資料をメールで送り
昼に食べられなかった弁当を胃に送り
WEB会議は11時半まで続き
そしてようやく長い一週間が終わる。
本当に
今までの人生の中でこんなに忙しいことはなかったんじゃないかと思う。
それでも準備不足はあきらかで
いろいろな問題があり
相手側の厚意で特に苦情は出なかったけれど
でも完璧とはいえない。
もうひとつ。
もっと仕事を分散させると言うことを覚えなければ。
人員的に。
自分だけで抱え込むのはかえって仕事の能率と精度を下げる。
周りの人たちをもっと使えるようにならないといけない。
一番下っ端なのに一番部活のことを把握している
という状況が悩めるところ。
部活なんてボランティアだから
自発的にやってもらわねば困る。
生徒もそうだけれど
教員も言われなければ何もやらない人間が多すぎる。
管理職って難しいね
って
オレは管理職なんかじゃないんだけれどね・・・。
コメント