教師。

2006年6月20日 教室

 
 
 
 
 
 
 
 
ノルマがあったらどれだけ楽な事か。
見えない未来の連中の姿をつくり上げて行かなくちゃいけない
その難しさとおもしろさ。
そして責任感。
うちはプチ進学校だからある程度進学実績というものが問われてくるけれど
それだって厳密なノルマというわけではない。
(ことばにはあらわれないプレッシャーはあるけれど)
 
今一番注意している事は
大人としての人との接し方。
例えばひとにものを渡すときは相手のほうに正面を向けて両手で渡すとか
勉強と掃除と部活と優先順位をどう付けるのかとか
スケジュールの調整をどうするのかとか
人煮物を恃むときはどういう風に言うのかとか。
 
細かい事のように聞こえるけれど
そういう事の積み重ねが人間関係を円滑に進めていける人間を創るのだと思う。
そういう事は教えなければ絶対に身に付かない。
しかも厳しく。
厳しくと言ってもがみがみ口うるさく言うんじゃなくて
妥協を許さないということ。
できていない現場を見た時点で言う。
これが大事。
 
衝突はしろという。
喧嘩もしろという。
その代わり必ず仲直りをしろという。
先生は基本的に仲裁はしないという。
自分たちで解決しろという。
それが勉強だから。
ただし
ものを隠したり壊したりする事は赦さない。
 
すこしずつ生徒にも浸透してきてるようで。
 
 

 
 
 
 


 

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