学生と読む『三四郎』
2006年7月2日 書斎これは人文系大学を目指す高校生にとって
大学での学問とはどういうものかを知るうえで
格好の入門書ではないか。
一年の流れをドキュメンタリー調でとらえているので
個々の講義に関する専門的な解説は期待したほど多くはない。
だけれど
大学の教授が生徒に対してどういうものを求め
そしてどういう風に成長させようと苦闘しているかがよく分かった。
久々に大学の空気を吸いにいきたくなった。
しかし
オレももっともっと勉強していればよかったなあ。
実はすばらしい環境にいたんだなあと今更痛感。
やっぱり
学生でいる時間ってものすごーく大事なんだなあ。
いくら本を読んでいても怒られないんだから。
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