全日本。

2006年11月3日 稽古場


 

 
 
 
 
 
 
知る人ぞ知る。
今日は何の日か。
 
 
  
今日は
全日本剣道選手権の日です。
 

特に関東地域では
唯一剣道がテレビで放映される日。
(剣道が盛んな九州では玉龍旗大会などが放映されているみたい)
4時からテレビにかじりついて歓声の連続。
(怪しいやつ…)
 
 

素人さんは
剣道はどう打てば一本になるのか分からない
とよく言う。
 
でも
剣道をやっている人から見れば
入っていないものは明らかに入っていないし
入っているものは明らかに入っている。
それを分かりやすく説明するのはとても難しいのだけれど

あえて単純化するなら
打たれた相手が明らかに一本取られたと思う打ち
それが一本。
 
ただ叩くのではなく
完璧に精神的にもやられたと思わせる打ち。
そのためには
闇雲に打ちに行っても駄目で
ふとした相手の隙を見いだして打つか
もしくは
相手の動きを読んで相手に隙がうまれるところを打ち込む。
当然相手もそれを読んで打たれまいとする。
その目に見えない精神的な読みあいがスリリングなのだ。
目に見えないといってもそれは打ちではないだけで
間合いの取り合いや竹刀のさばきなどでその様子は分かる。
でも
それもあくまで見える世界での話で
さらに精神的にはすごくハードな呼吸の読みあいがある。
 
 
 
やはり
試合をやらなくちゃ剣道は面白くないな。
自分も何か試合に出てみようかな

そんなことを思った。

 
 
 

 

 
 
 

 




 

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