T大院生の友達が言っていた。
「指導教官に『君はまだ自分の研究の世界をイメージできてない』と言われたよ」
何かあたらしいものを作り出そうとする人は
その作り出すものが織りなす世界をかなり明確にイメージできないといけないらしい。
それができない人は
「何となく」物事を考え「ありきたりな」ものを作り出してしまう。
よって完成度が低く世に通用しない。
最近になってようやく
その言葉の持つ具体的な意味や重要性が分かってきたような気がする。
つまり
手応えのようなもの。
もちろん俺が新しい世界をイメージできるようになったとかそういう事じゃなく
自分が作り出したい世界をイメージするべきなんだな
ということが
「何となく」ではあるけれど感じられるようになってきたということ。
まだ「何となく」だからそれじゃ全然いけないんだれど。
もっともっと日常の中でも問題意識を持って
どんどん物事を発見して
アイデアを生み出して
世の中を観察して
勉強して
世が必要としているものを見つけ出して
世が抱えている問題点とその解決法を探し出して
それに向けて何とか一矢報いてみたい。
所詮非力な人間一匹だけれど
あと残り30年くらいの仕事期間で
何かしらのことはやってみたいものだ。
自分にしかできない新しいこと
そして価値ある仕事を。
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