1時間で読み終えてしまった。
「下流志向」を読んだ後にこれを読むと
「あ〜なるほど」とか考えてしまう。
そんな風に理屈で小説を読んでしまう自分がちょっと哀れ。

その一方で文章のリズムを感じ
小説の光景の中に入り
恍惚の状態にいる自分もいる。
理屈や説明を抜きにした感性の世界。
そういうものを常に感じ続けて
さらに研ぎすませていこうとおもう。
 
活字に飢えてる。
知識に飢えているというより
そういう感性のふるえに飢えてるような感覚だ。
酒を最近断っている分
夜になって頭がますます冴える。
今までそんなに自分の力を抑制していたのかと思う。
まだまだ自分の力を邪魔している者があるように思う。
それを
少しずつ少しずつ削ぎ取っていくのかな。
 
 
この小説。
リズムだけ受け取っておこう。
手応えが少なすぎた。
 
 
しかし
小説を読むのって
映画館に1,2時間こもっているのと同じくらい
違うところに行けるもんだね。
密度の濃い時間。
 

 
 
 
 
 
 

 

 

 
 
 ISBN:4101264317 文庫 鈴木 清剛 新潮社 2002/05 ¥380
 

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