対価。

2009年4月24日 日常

 
 

昨今の安売りとか価格破壊というものって
何だか寂しい。

安いのがいちばん!!
という風潮が
とても悲しい。
 
たしかにレタスが250円で売っているのと100円で売っているのとでは
100円の方が嬉しいけれど

でも天候に恵まれて大量に供給があったときの100円ならまだしも
供給不足なのに100円で売らないと需要がないというのは悲しすぎる。

値段というのは
そのものに対する対価なわけで
例えばレタスなら農家の人に対するrespectがその中に含まれていてほしい。
他のものもしかり。

でも
世の中に安さ至上主義がはびこってしまったら
値段の向こうにある生産者へのrespectが当然下がることになり
そうしたら
生産者のモチベーションも下がってしまうことになる。
消費者は金を稼ぐときには労働者であり生産者であるわけで
デフレが進んでいったら
値段だけでなく世の中の品質そのものが大きく下落してしまうんだろうな
と思う。


だから
ものを買うときには
売っている人やその向こうの生産者に
自分のrespectが伝わるようなところでものを買いたい。
respectできるようなものを買いたい。
そのための対価は惜しみたくないなあ。

・・・お金があるうちは。

 
 
 






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