PDCAの例として。
2009年5月3日 稽古場PDCAとは
計画(仮説)
実行
検証
修正
のサイクル。
こうして書くと堅苦しくて難しいけれど
実際にはけっこう日常のなかで無意識に行っていることなのでは。
だけれど
無意識でやっていると再現性のないその場限りの実践例になってしまう。
そうでなく
意識的にPDCAのサイクルを取り入れていくと
自分の実践を更に分析できる。
そして同じ過ちは繰り返さないで新しいステージに進むことができる。
たとえば
最近部活の調子がいいのだけれど
それを考えてみたらこうなった。
①選手の能力は悪くないはずなのになかなか実力が伸びない。
運動量を増やすことよりも
基本となる「構え」の身体的心理的な習熟ができれば
全く今までとちがう成長が美羽込めるかも知れない。
②練習の中に「構え」を意識させる練習をどんどん取り入れる。
また試合の中でも結果云々より「構え」が出来ているかどうかだけに注目し
アドバイスや指導をする。
③「構え」はとてもよくなり
それに伴って無駄な動きもなくなり
なにより相手の「構え」を崩すという剣道の本質に近づくことができた。
しかし「構え」に注目するあまり
一回攻めたあとの次の攻めへの意識が下がった。
④「構え」に加えて「次の攻めへの意識」をつけるため
今までの「構え」重視の練習に加えて「次」につなげるための練習を加えた。
こうして書き出すと
ごくごく当たり前のこと。
だれでもできること。
だけれど
意識することで
またアウトプットすることで
自分の認識がまったく変化していることに気づく。
アウトプットしていなければ
おそらくは今日の夕方くらいには忘れてしまっているかも知れない。
だけれど
こうして書いてしまうと
もうかなり深く意識に中に刻まれている。
おそらくは上の③が①になり
④が次の②になって新しいサイクルが生まれていくはずだ。
こうして
自分の日常の思考をこういう枠に落とし込むことで
認識を深めていくことができるのだ。
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