隣のリビングで目覚ましが鳴って
あわてて止めにいって
そのままトイレに行って電球のまぶしさの中でストレッチして
冷蔵庫あけて水飲んで
シャワー浴びて

シャワーから出ると
北の部屋が明るい。
この時期北東から日が昇るみたい。
鳥の鳴き声が外に響き渡っている。

人間がまだ動き出さない鳥たちの時間。

自分は北側の勉強部屋で本を読む。
司馬遼太郎が奈良の古道を歩いている。

気がついたら6時前になっていた。
そろそろご飯を作らねば。

気がついたら
鳥の鳴き声もやんでしまっていた。
燕が一羽
まっすぐに南へ飛んでいった。


 
 
 
 






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