この本は1989年初刷。
今手にしているのは2006年56刷。

読んでいて
労働者問題
介護問題
教育問題
環境問題
福祉問題
それらについての日本の現状がそのまま書かれている

と勘違いしてしまうほど
20年前の日本の現状の本質を捉えている良書といえる。

つまりは
この20年
日本という社会はこの本から全く学ぶことなく
そして重大な問題を今の今まで未解決のまますごしてきてしまったということだ。


そんな自分も
仕事にあくせくし
学校という職場で子どもたちを管理してゆとりを奪い
仕事をいいわけにして自分のゆとりを失い
体にも変調を来している。

豊かさとは何か。

いくら世の中が金と数字で動いていても
やはりいつかどこかで
人間として一番大切なものを
今目の前にいる生徒たちには伝えたい。

そして自分も
本当に大切な時間をつくらなければ。
 




 


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