剣道は年を取っても上達するからおもしろい。
いやむしろ
学生のときより年を取ってから上達したし。
外に出稽古に行ったりして向こうの顧問とか大人とやって
勝つのはもちろん気持ちがいいし記憶に残るのだけれど
相手にやられてしまったときは
悔しくて二日くらいいろいろと考えてしまう。
その結果
次は絶対にやられねぇ
と思って稽古に身が入る。
合宿に行って生徒を伸ばすはずが
生徒ももちろん上達したけれど
自分も何かを掴んだ。
帰ってきて
顧問の指導者研修会というものがあり
そこへ行ったときに
いつも稽古をつけてくださる先輩先生と勝負した。
いままではボコスカにやられて辛うじて一本入れるくらいだったのが
そのときは五分五分の勝負。
ただ突っ込むだけじゃなく
自分の間合いをキープして
冷静に相手を見て仕掛けてくずして打って行けた。
高段者の先生にお願いしたときは
いままでになく相手がよく見えた。
自分の打ちを思う存分に打てた。
というより
ああこういう構え方で剣道はやるモノなんだなあ
と
何か見出した感じ。
こういう稽古が出来たときが
剣道やっていていちばん良かったなあと思うときだ。
この夏は上達した。
この調子で行って
来春に五段に受かりたいものだ。
コメント
あたしも幼い頃から剣道をやっていましたが、高校2年でやめてしまったので二段のままです。今思うと、確かに今のほうが落ちついた内容の良い?剣道ができるような気が。笑
今でも剣道で学んだ"何か"が、あたしを助けてくれます。
夏休みの暑い日、カルピスを作って部活の後にみんなで飲んだのが楽しかったな。
段審査、是非頑張ってください。
生徒に教える立場になったとき
がむしゃらにやっていた現役の時と違って
剣道について客観的にものごとをとらえるようになりました。
それが今はとても楽しいですよ。
(顧問は時にめちゃストレス抱える仕事ですが・・・。)
「内容のよい剣道ができるような気が」
と書いてあるじゃないですかねえ。
それでも剣道されていたという事だけでも嬉しいっす。