ハーバード白熱教室講義録。
2011年1月10日 書斎この三連休(土曜は仕事だったので二連休)
これと『坂の上の雲』と『源氏物語』を同時進行で読み進めています。
マイケル・サンデル。
『これから正義の話をしよう』のほうが売れているけれど
教師である自分はマイケル・サンデルの講義の進め方のほうに興味があったので
こちらをまず読むことにした。
『正義』のほうは、この講義の土台となるサンデル氏の論説。
これは今読む本でしょう。
講義の進め方もとてもおもしろいものがあるが
それはまだまとめ切れていないのでこれから研究していきたい。
内容が興味深い。
世界や日本の政治の今までの方向性そしてこれからの方向性を考えていくうえで
とても基本的で重要な思考の土台を与えてくれる。
今まで自分は何も知らずに選挙に行っていたんだなあと考えてしまった。
たとえば
お金持ちに課税して貧しい人に分配する功利主義的福祉国家を選ぶか
それとも個人の権利を守るリバタリアンの道を選ぶか
それとも?
できれば高校生くらいでこの本に挑戦してくれると日本の将来に少し希望が持てそうだ。
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